
皆さん、こんにちわ。
海外旅行や海外で生活をする上で予算に支障を来たし兼ねない問題がありますよね。さて、それは一体何でしょうか?
『為替問題』ですね。
先日、日本円をタイバーツに両替をしたのですが、なんと1万円で2,910バーツにしかなりませんでした。
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円安について
Q1.そもそも円安ってどういうこと?
ドルやバーツ等の諸外国通貨に対して、円の価値が低くなること。
1バーツ=2円だったのが、1バーツ=4円になった時、円安バーツ高といった風に表現します。
簡潔に言うと、昔は、2円で1バーツに交換できたのに、今は1バーツ交換するのに4円が必要になったということです。
円の価値が低くなっていますよね。
よって、円安時は、逆に外国通貨を日本円に換金すると得ですね。
○円安メリット…輸出に有利
海外にものを売り易くなり、外貨を円に変える場合により多く換金できる為、輸出の利益幅が大きくなります。
●円安デメリット…輸入に不利
海外から購入する場合に、より多くの円を払わなければいけない為、支払う金額が大きくなるほど、痛手となります。
また、海外旅行などで円を外貨に換える場合も少なくなってしまいます。
従って、海外旅行をする時は、円高の時の方がお得だということが分かりますよね。
Q2.バーツのレートってどんなもの?

2009年からのおおよその年間平均推移ですが、1バーツ=2.5円~3.5円のレンジで動いていますね。
2012年が最も円高で、2015年が最も円安であることが分かりますね。
例1)1万円換金すると…
2012年(1バーツ=2.5円) 4,000バーツ
2015年(1バーツ=3.5円) 2,857バーツ
例2)100万円換金すると…
2012年(1バーツ=2.5円) 400,000バーツ
2015年(1バーツ=3.5円) 285,714バーツ
このように為替が約1円違うだけでも、全然違ってきますよね。
為替って恐ろしい反面、チャンスでもありますよね。タイミングって本当に大事ですね。
2018年現在のレートも1バーツ=3.3円程と、あまり良くないので、色々考えて、節約で凌ぎましょう。
タイに住み始めてもうすぐ1年になる、私なりの3つの節約術を紹介したいと思います。
節約術Ⅰ 両替場所をしっかり選ぶ
銀行や両替所でレートが大きく違ってきます。よって、円安の時は、必ず両替所を選ぶことが大事です。
日本円であれば、銀行、出張所、空港、高級ホテル等、バンコク市内であれば、比較的どこでも両替可能です。
レートは、場所や日によりまちまちですが、一般的にレートが良い順番はこうなります。
1位.出張所>銀行
2位.空港
3位.ホテル
4位.日本国内
従って、一番良い方法は、タイの空港では必要最小限のみを両替し、バンコク市内の出張所で両替する方法と言えます。
最近は、両替の際、パスポートの提示が必須なので、必ず携帯するようにしましょう。※コピーでもOKです。
【オススメ出張所】
①タニヤスピリッツ
名前の通り、タニヤにある本来は、酒屋さんのお店です。お酒を買っている方を中々見かけませんが…笑
日本円をタイバーツに両替する時は、一番レートが良く、いつも日本人客で賑わっています。
営業時間:9:30~22:30
定休日:無し(不定休)
場所:BTS Saladaeng駅から徒歩3分
②Super Rich Thailand
チットロムエリアは、両替出張所が多数あります。
紹介した『Super Rich Thailand』は、緑色の看板ですが、向かいには、『Super rich 1965』というオレンジ色の両替屋があります。
創業者の兄弟が喧嘩をして、二つに分かれてしまったそうです…。
どちらで替えてもレートは、ほとんど変わらないと思います。
営業時間:9:00~18:00(月~金)、9:30~16:30(土、祝日)
定休日:日曜日
場所:BTS Chitlom駅から徒歩15分
オレンジマークの『Super rich 1965』は、BTS Asok駅、Nana駅等の構内に入っている為、BTSを利用する人は、そちらを利用してもいいと思います。
③D.A.T EXCHANGE
日本円をタイバーツに両替する時は、スクンビット24通り界隈ではレートが良く、いつも日本人客で賑わっています。
営業時間:11:00~20:00
定休日:無し(不定休)
場所:BTS Phrom Phong駅から徒歩5分
節約術Ⅱ 移動手段を考える
・時間帯や移動人数、曜日によって使い分けることが重要
タイには、バス、電車、地下鉄、タクシー、バイクタクシー、トゥクトク等の移動手段があります。
朝の出勤時間(7:00~9:00)と夕方の帰宅時間(17:00~19:00)は、特にバンコク市内では、混雑します。
混雑するとタクシーの値段がどんどん上がります。
その時間は、最もタクシーは避け、電車移動が無難です。(電車も結構混みますが。)
また、4人等の複数で移動する場合は、電車に乗るよりも、タクシーに乗った方が割り勘すると1人あたり安くなる、なんてことがあります。
時には、道順が分かるのであれば、歩いた方が早い上に、移動費用がかからない、ということもあるので歩くというのも一つの手です。
この様に、移動手段一つを取ってみても、いちいち考えることが節約に繋がる第一歩だと思います。
※タイのタクシーについては、こちらをご参照下さい。

節約術Ⅲ 市場の利用と値段交渉
・市場で手に入るものは、絶対にデパートで買わない
バンコクには、チャトチャックマーケットというウィークエンドマーケットやプラチナムファッションモール、BIG Cといった、現地向けの買い物スポットがあります。
これらの買い物スポットでは、Tシャツ1枚100バーツ程の価格で買うことができ、ジーンズも200バーツ程で買うことができます。
タイでは、Tシャツ・ジーンズで十分だと思いますで、これらの買い物スポットに行くことで幾分か節約になると思います。
また、鞄や靴等も物によりますが、バンコク市内のデパートで買うよりも間違いなく似た物が安く買えます。
・積極的に値段交渉してみる
市場や屋台の品は、基本的には安いので値段交渉する余地がないかもしれませんが、パッポン等の観光客向けの露店では、3倍程の値段で最初、ふっかけられます。
言われた通り、買ってしまうと勿体ないです。
恐がらずに思った値段を言ってみましょう。
案外、強気で交渉すれば思った値段に下がることが多いです。
また、纏めて10ヶ買う場合等、相手にもメリットが出る話であれば、積極的に交渉してみましょう。
市場などの安価な物に対しても一つ一つ値段が適切かどうか考えることも節約に繋がる第一歩です。
●プチ情報 タイの税金について
日本でいう消費税…VAT(付加価値税)7%
観光客(年間滞在180日未満)は、お土産等現地で消費しない物を購入した場合、免税・還付されるものがあります。
タイは外税の為、表示金額にVAT7%が加算された金額が、実際の支払金額となります。
また、VAT7%に加えて、レストランではサービス料10%加算される所もあるので注意が必要です。
市場や屋台、露店、タイマッサージ店などでは、VATは、加算されません。
※VAT免税・還付については、こちらをご参照下さい。

まとめ
円安時にできる節約術は、いかがでしたでしょうか。
タイも日本に比べ物価が安いと言われておりますが、最近では以前よりも上昇してきております。
円安かつ、物価上昇により、生活して行こうと思うと中々大変です。
日本でも同じですが、『小さな出費をバカにしない』ことが非常に重要だと思います。
現地の人が行く所に行ってみると、思わぬ発見があって面白いですよ。
皆さんもタイでしている節約術があれば、是非教えて下さい!
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