
サバイディーマイ?どうも!白鳥(@shiratori_dai)です!
本日の内容は、バンコクで受けた「風疹の予防接種」のお話となります。
タイに長期旅行で来る方、住まれている方は、予防接種を受けてから渡航、もしくは現地で予防接種を受ける方が多いと思います。
私も例にもれず、日本で予防接種を済ませて来ました。
私が日本で受けた予防接種は、「破傷風、A型肝炎、B型肝炎、日本脳炎」の4種類です。まずは、1回打ち、1ヶ月後に2回目、1年後に3回目と計3回の注射が必要でした。
デング熱、狂犬病などもそうですが、東南アジアにいると日本では感染しない様な病気がまだまだあります。
海外での病気のリスクを少しでも減らし、海外生活を快適に過ごしたいところですよね!
それでは、本日もお付き合い宜しくお願いします。
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風疹
風疹について
風疹(rubella)は、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症である。症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみで風疹と診断することは困難な疾患である。
風疹に感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、出生児が先天性風疹症候群を発症する可能性がある。
男女ともがワクチンを受けて、まず風疹の流行を抑制し、女性は感染予防に必要な免疫を妊娠前に獲得しておくことが重要である。
2018年は、風疹は、首都圏を中心に日本で流行し、18年10月までに患者約1,500人、と17年の患者の約15倍の数の報告がありました。
タイにおいても麻疹の感染はあり、タイ保健省疾病予防局(Department of Disease Control, MoPH)によると、麻疹(タイ語:โรคหัด)の感染者は、2017年は約3,000人、2018年は約1,000人を超える見込みです。
統計的に見ると減少傾向ではありますが、日本からタイに観光で来て、麻疹に感染して日本に帰国するという方も少なくない様です。
主な症状は、発疹、発熱、リンパ節の腫れで、現在も特別な専門治療法がなく、症状を和らげる対症療法のみということなので、注意が必要です。
20週までに妊婦さんが風疹に感染してしまうと、胎児に先天性異常を含む、先天性風疹症候群を患う可能性があるので特に注意が必要です。
日本の家族からも「念のため、風疹予防接種しとけよ~!」と言われたので行って参りました。
いざ、予防接種!
サミティベート病院へ

電話で風疹の予防接種について問い合わせたところ、予防接種に関しては、予約は不要ということでしたので「診察券(以前受診したことがあれば)・パスポート(コピー可)・海外旅行保険」を持って日本人窓口へと向かいました。
※日本人患者が多い、バンコク市内のサミティベート病院・バンコク病院に受診したい時は、上記の3点セットを持って、日本人窓口へ行きましょう。
但し、予防接種について、海外旅行保険は一切適用外なので注意が必要です。

サミティベート病院内の日本人相談窓口
風疹予防接種の流れ
風疹の予防接種は、至ってシンプル
- 1回目の予防接種を受ける
- 1ヶ月後に2回目の予防接種を受ける
- 完了
風疹の予防接種を英語でいうと「rubella vaccination」
難しい単語ですが、タイ人の看護師にいうと伝わりますので、ご安心を。
サミティベート病院で風疹の予防接種をお願いすると、三種混合の予防接種MMR(麻疹、おたふくかぜ、風疹)となりました。
過去に風疹の予防接種を受けたことがあれば、病院で抗体を調べてもらうこともできますが、費用がかかり、打ちすぎて悪いことはない様だったので、私は抗体検査をせずに、予防接種を受けることにしました。

サミティベート病院内に掲示された注意喚起
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1回目の費用
- 1,983バーツ(≒6,939円)
1回目は予約不要でしたので、日本人窓口で受け付け後、費用の支払いまで含め、約1時間と少しで終わりました。
2回目の費用
- 1,983バーツ(≒6,939円)
2回目に関しては、1回目の予防接種が終わった日に予約を取りましたが、日程が合わず、全く別の日に予約なしで行っても対応してもらえました。(ゴメンナサイ)
トータル費用
- 3,966バーツ(≒13,878円)
タイの大きな病院は、クレジットカードが使えます。(今は日本でも使えるのかな?)
予防接種もクレジットカードが使えますので、支払はクレジットカードで行いました。
⇒タイのデビット・クレジットカード事情の記事は、こちらから。
まとめ
日本での風疹予防接種費用を調べてみましたが、5,000円前後/回でした。
ですが、私がタイで打ったのは、三種混合(麻疹、おたふくかぜ、風疹)。日本で全部打つと15,000円/回 程が相場とのことでしたので、約半値!!
おそらく、タイで三種混合を打った方がお得です。
風疹の予防接種ですが、約95~97%の人は、1回の接種で抗体が付きますが、3~5人は、抗体が付かないみたいなので、やはり2回の予防接種を受けるべきだと思います。
持続期間については、うまく抗体が付いたとして、1回目の予防接種で6~7年、2回目の予防接種で20年程効果が持続します。(個人差はあります)
「今度日本に帰るから心配・・・、タイでも風疹感染の可能性があるみたいで心配・・・」と、タイでも迷っている方がいたら、早めに予防接種を受けられることをお薦めします。
特に妊婦さんは、妊娠に気づいて抗体がない様ならば、直ぐに予防接種に行かれた方が良いかと個人的には思います。
しかし、12月になって、友人がサミティベート病院に風疹の三種混合予防接種に行ったのですが、ストック切れと言われたそうです。入荷の見込みも定かではない、と言われたみたいです。
気になる方は、一度サミティベート病院に電話で先に問い合わせてみた方がいいと思います。
【日本人相談窓口】
020-222-122、020-222-123、020-222-124 (日本語/毎日7時~20時)
海外にいても、健康が資本!!
これからも健康を第一に気遣って、海外生活を送って行きましょう!
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